平成25年度北海道・東北六県山村振興ブロック会議が、去る8月8日(木)〜9日(金)の2日間にわたり青森県支部(支部長 野坂 充 横浜町長)の主催により青森市ににおいて各道県の支部長、事務局長等16名が参加して開催された。
 会議は、野坂支部長の議長のもとで進行された。

 先ず主催者あいさつの後、来賓の紹介がなされた。(敬称省略)

  農林水産省農村振興局中山間地域振興課課長補佐    益田健太  
  国土交通省国土政策局地方振興課課長補佐        後藤高広
  国土交通省国土政策局地方振興課係員           横堀誠一郎 
  総務省地域力創造グループ地域振興室課長補佐      原  武 
  林野庁森林利用課山村振興・緑化推進室課長補佐     秋野良恒
  東北農政局整備部地域整備課山村振興係長         今井雅人
  青森県農林水産部構造改善課長                 油川潤一
  青森県農林水産部構造改善課主幹              中村諭
  全国山村振興連盟事務局長                   岸 廣昭、
                                       同参事 川島 洋子
 
 ついで、来賓からの挨拶・山村振興施策説明等が行われた。来賓の挨拶等の概要は次のとおり。

1.農水省から、山村振興法特に税制特例の関係について
2.国交省から、基幹的な道路の県代行制度、集落地域における「小さな拠点づくり」、
  集落活性化推進事業、「新しい公共」の担い手づくり等について
3.総務省から、地域経済イノベーションサイクル、定住自立圏構想、若手企業人地域
  交流プログラム、過疎法による過疎対策、外部人材の活用、「域学連携」地域づくり
  施策、子ども農山漁村交流プロジェクト、「シニア地域づくり人」等について
4.林野庁から、木材利用ポイント事業、公共建築物等における木材利用の促進、
  間伐 特措法の改正、過疎対策事業債、森林・山村多面的機能発揮対策について
5.東北農政局から、都市農村共生・対流総合対策交付金について
  それぞれ説明があった。
  その後、説明に対する質疑応答があり、その概要は次のとおり。

○ 各省庁から様々な補助金、交付金の制度が設定されているが、山村地域のニーズは
  地域によって異なり、各地域のニーズに合致したメニューの選択が可能となるよう、
  各省庁を超えたパッケージとなった総合的な形で、社会資本づくり、地域活性化対策
  の交付金制度が必要。
○ 早成木としての柳に着目し、母樹の開発、造林の助成等を行って欲しい等。
○ 森林・山村多面的機能発揮対策の事業の箇所数、過疎債の対象事業、地域経済イノ
  ベーションサイクルに係る官民の負担割合等、都市農村共生・対流総合対策交付金の
  事業主体等についての質問があった
   その後、青森県から県の山村対策として、県単の農山漁村地域経営において担い手
  育成システム確立事業での地域経営の核となる人材の育成の取り組み、国庫事業と
  しての農山漁村活性化プロジェクト支援交付金、中山間地域等直接支払い制度の取り
  組み状況、グリーンツーリズムの推進のための協議会の設立等について説明があっ
  た。

 全国山村振興連盟からは、岸事務局長から活動状況の報告がなされ、その中で、山村振興法の改正に向けての検討会の立ち上げとアンケート調査の準備を行っている旨の説明がされ、この会議で出された要望事項について、アンケート調査実施の際には出していただきたい旨の依頼がなされた。
 次に意見交換がなされ、

○ ラジオの難視聴対策が検討されていること、クリーンエネルギーの適地である東北で
  その振興を図ってもらいたいこと、3年で期限のくる鳥獣被害対策は延長が必要である
  こと等の意見が出された。

 最後に、次回のブロック会議の当番県として岩手県を決め閉会された。

 翌日は現地視察が行われた。

1 田舎館村「田んぼアート」
  田舎館村では、水田をキャンパスにみたて、9種類の葉の色の違う稲を使用して絵を
 描く第15回ふるさとイベント大賞を受賞した「田んぼアート」を視察し、今回で20回目にな
 るが、それまでの様々な工夫について、村長から説明があった。

2 板柳町「板柳町ふるさとセンター」
  町特産のりんごに関する魅力を伝えるために、構造改善事業で作られた施設を視察し
 た。りんご栽培に関する展示、りんごの枝等を利用した草木染め、搾りかすを利用したク
 ッキー製造等の工房、りんご製品の販売等の施設が整備されていた。


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