【赤堀聡之 林野庁森林利用課長 挨拶要旨】
 森林は国土の3分の2を、山村地域は国土のおよそ2分の1を占めています。一方で、そこを管理している方々は人口の数パーセントであり、非常に限られた方々が頑張っておられるという現状にあります。山村があってこそ、このような森林の管理、ひいては、国土の保全や水資源のかん養、鳥獣被害からの防止なども確保されているところです。来年は山村振興法50周年であり、さらなる延長・充実に向け、検討していきたいと考えています。昨日、連盟の検討会に出席させていただきましたが、非常に活発なご議論、具体的なご議論がされているということで、感銘しました。今後、党、国会で議論が行われることになると思いますが、諸先生、皆様のご指導、ご意見をお聞きしながら、私どもも取り組んでまいりたいと思います。
 昨今、「農林水産業地域の活力創造プラン」が改訂されました。森林・林業の関係では、CLTのような新しい素材の開発・普及、国産材の安定供給、多面的機能の増進などを盛り込んでいます。また、先の通常国会において、8月11日が山の日として祝日に制定されました。こういったことを追い風として受け止め、山村振興につなげていきたいと考えています。
 さらに、森林の多面的機能発揮のために、昨年度から森林・山村多面的機能発揮対策交付金を開始しています。里山の保全管理や広葉樹を含む森林資源の利用等、幅広い活動に使用できますので、皆様の地域におかれましても是非御活用いただきたいと思います。