【出口和宏 総務省地域力創造グループ地域振興室長 挨拶要旨】

 山村は大変重要な地域でありますが、過疎化・高齢化の中で大変厳しい状況に直面していると私ども理解しております。そのような中で日々ご奮闘されている皆様方の取り組みには心から敬意を表したいと思います。
 総務省としては、皆さんの貴重な財源である地方税、地方交付税といった一般財源につきまして前年度同様の水準を確保できるよう努力をしてまいりたいと考えています。また、インフラの整備という観点で見ますと、特にICTの関係では、携帯電話等のエリアの整備の推進ですとか、超高速ブロードバンドの整備の推進といったことに力を注いでまいりたいと考えています。
 地方創生は「まち・ひと・しごと」に関する取り組みですが、まず、「まち」という観点では、機能の集約とネットワーク化によって引き続きその地域で暮らし続けられる機能を確保していくことが重要であります。総務省においても、農林水産省や国土交通省と連携を取りながら、基幹となる集落とその周辺の複数の集落のネットワーク化を通じて、暮らしの営みや産業の活性化といった取り組みが出来るように各地域の集落ネットワーク圏形成支援事業に取り組んでいきたいと考えています。
 次に、「ひと」という観点では、現在でも地域おこし協力隊の方々が全国で1,000名程度が活躍していますが、この数を3,000名を目指して充実を図っていきたいと考えています。
 「しごと」という面では、現在、産学金官による地域のラウンドテーブルを結成していただいていますが、これを基盤として、雇用吸収力の大きな地域産業を創成する「ローカル10,000プロジェクト」を推進しています。