【藤原忠彦 全国町村会長 挨拶(長野県川上村長)】
 ただ今、ご紹介頂きました全国町村会長の藤原でございます。
 昨日はNHKホールにおきまして、全国町村長大会を盛り上げていただきまして、ありがとうございました。
 一言ご挨拶を申し上げます。
 本日ここに、「山村振興法改正・延長実現総決起大会」が関係者多数のご出席のもと、盛大に開催されますことは誠に意義深く、心からお慶び申し上げます。
 また、皆様方には、日頃より全国町村会の活動に格別なご支援を頂いており、この場をお借りしまして厚くお礼申し上げます。
 我が国の山村は、広大な森林と豊かな自然環境を有し、国土の保全、水源のかん養等の機能発揮に重要な役割を果たしてきていますが、過疎化・高齢化の進行、森林放置の増加、生活環境の整備が依然として低い水準にあるなど、厳しい状況にあります。
 このような中、山村の経済力の培養や住民の福祉の向上等を図ってきた「山村振興法」が今年度末で期限切れを迎えます。
 山村は、国民の生存、国土、文化の基層などを支えるかけがえのない価値に加え、再生可能エネルギーの蓄積等の新たな可能性も有しております。
 また、最近では、都市の若者や子育て世代の中に、経済性や効率性だけでは語ることのできない価値などを農山漁村に求める田園回帰の動きが見られるようになっています。
 政府が最重要課題に掲げる地方創生を実現するためにも、人口減少が進む山村地域の再生は不可欠であり、引き続き「山村振興法」に基づく山村地域への支援が重要であります。
 また、山村は、都市住民を含めた国民共有の財産であり、その有する多面的・公益的価値の発揮には、山村に住民が定着し、地域コミュニティが維持されることが必要であると存じます。
 次代を担う若者が、安心して山村地域で暮らせるような地域づくりを行うことが、地域の将来に責任を持つ、我々町村長の役割であり、全国町村会としても、「山村振興法の改正・延長」の実現に向け、皆様方と連携し、国への要請等を積極的に行ってまいりたいと思っております。
 結びに、貴連盟のますますのご発展と、ご参集の皆様方のご活躍を祈念いたしまして、お祝いのご挨拶といたします。