【伊東良孝 農林水産副大臣 挨拶】

皆さんお早うございます。本日、ここに全国山村振興連盟の通常総会が開催されますに当たり、一言お祝いの言葉を申し上げます。本日御列席の皆様方には、日頃より、山村振興行政に対する御理解と御協力を賜り、厚く御礼申し上げます。
山村地域は、我が国の国土面積の約5割、森林面積の約6割を占め、農地面積は約2割を占めております。人が居住して営む農林水産業を通じて、国土の保全、水源のかん養、自然環境の保全等の多面的機能の発揮に重要な役割を果たしていりところでございます。
このような山村の多面的な役割は、山村に人々が生活し、そこで営まれる農林業活動を通じて果たされるものであります。これまでの取組により、山村における生活環境等の整備は一定程度進んでまいりましたが、人口減少や高齢化など、依然として山村を取り巻く状況が厳しい中、引き続き、その振興を図ることは我が国全体の発展にとって極めて重要であると考えております。
こうした中で、御承知の通り、平成27年3月31日、第189回通常国会において、「山村振興法の一部を改正する法律」が成立し、今後、10年間、引き続き、山村の振興に取り組むこととされました。
農林水産省といたしましては、今年度創設されました「山村活性化支援交付金」をはじめとして多様な施策を実施するとともに、関係省庁と連携して、地域の実情に配慮したきめ細かな政策を推進しているところであります。
また、先般、TPPが大筋合意いたしました。この国内対策につきましては、森山農水大臣の下、農林水産省職員が一体となって、皆様方に丁寧に説明をさせていただきながら、万全の国内対策の検討をしてまいりたいと考えております。
今後とも、山村の振興に向けまして、これら各種施策の充実を図りつつ、関係予算の確保に全力を上げてまいりますので、皆様方のより一層のご支援、ご協力をお願い申し上げる次第でございます。
結びになりますが、全国山村振興連盟の御発展と、本日御参会の皆様の御健勝とより一層の御活躍をご祈念申し上げまして、私のお祝いの言葉といたします。