【圓山満久 農林水産省地域振興課長 挨拶要旨】
 まず、熊本地震で被災された方々にお見舞いを申し上げます。農林水産省としても、ため池をはじめとして農地、農業用水の復旧に向けて全力で取り組んでいます。早い復興に向けて努力してまいりたいと思います。
 山村活性化支援交付金の現在の利用状況については、734の振興山村市町村のうち95の市町村、複数地区で実施しているところもあり101地区で、7億5千万円の交付金を活用していただいています。取り組んでいただいている内容の効果を十分あげていただくことが必要ですので、一緒に質を高めていくことにご協力をお願いします。
 山村振興法に基づき税制特例措置を設定しています。この税制特例措置を受けるためには、山村振興計画の中に「産業振興施策促進事項」を記載していただく必要があります。現在、2市1町で手続きが終了しており、協議中が3市1町、今後予定しているものが約20市町村あります。山村に進出する農林水産物販売業等の企業の税を軽減するものですが、この制度についてはその使用実績をあげていくことが制度存続の根幹に係りますので、是非とも地域の実態を踏まえて税制特例措置の適用に必要な「産業振興施策促進事項」の記載についてご協力を賜ればと思います。
 お手元に資料を2つ配布しております。
 「中山間地域等担い手収益力向上支援事業」については、これは10a当り5万円の定額補助を行うものです。地域の担い手が新しい作物に取り組んだり、取り組んでいる作物の付加価値向上のためにパッケージデザインを作る等の取り組みを支援するものです。各市町村において、振興しようとする作物、新たに取り入れようとする作物、既に取り入れている作物の販売向上のための取り組み、こういったことを市町村でお考えがありましたら、ご活用を検討していただければと思います。
 「中山間地域における優良事例集」については、これは森山大臣からの指示もありまして、15地区の取組み事例集となっています。条件不利地域である中山間地域において生産基盤をはじめとした様々な取り組みをした結果、非常に収益性の高い農業、高い所得をあげている地域が多くあります。その展開を図るということで事例を紹介しています。参考にしていただければと思います。