第10回ふるさと山村フォトコンテスト 優 秀 賞
   
「和紙の誕生」 久保 賢次(佐賀県) 佐賀県脊振村にて

 和紙づくりは山里では古くから行われ、戦後しばらくは和紙の工房があちこちにあったが、現在では県内に数カ所しか残っていない。
 和紙の原料となる楮(こうぞ)は棚田の畦に植えられ、冬場これを切り、この光景のような大きい釜で蒸し冷めない内に素早く皮を剥ぎ天日に干し、そのあと晒して和紙の原料となる。
 この蒸す方法も近代化されて、このような昔ながらの光景は私の知る範囲ではここだけになった。この光景が何時までも見られることを念じながら撮影した。


   

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