全国山村振興連盟・・・・・・・・

会 長 保 利 耕 輔・・・・・

    ・・・・       
 新年あけましておめでとうございます。
 会員の皆様方には、ご健勝で新年を迎えられたこととお慶び申し上げます。
 会員の皆様におかれては、市町村合併の推進、三位一体の改革等山村地域をめぐる厳しい情勢の中で、山村地域を守り育てるため日夜ご努力されていることに対し、心から敬意を表する次第であります。特に昨年は、日本列島各地で多くの災害が発生し、山村地域も大きな被害を蒙りましたが、それに立ち向かう住民の姿は、山村地域の力強さを感じさせるものでした。一日も早い復旧を心よりご祈念申し上げます。
 さて、今年3月末には山村振興の基盤となっている山村振興法の期限が到来します。この山村振興法の延長と内容の充実が本年の最大の課題であります。山村振興法に基づき、国土・環境の保全等重要な役割を果たしている山村地域の振興を図ることが国家・国民にとって重要な課題であるとの観点に立って、山村地域の道路、産業、情報、生活、教育、医療、福祉、情報等広汎な分野においてその水準の向上を図るための国の施策が充実・強化されてきました。この結果、山村地域の活性化・山村地域の役割の発揮に一定の成果がもたされてきました。
 一方、山村地域に対する国民の期待は、近年、国土の保全、水源のかん養等の他、地球温暖化の防止、景観の保全、憩いの場の提供、文化の伝承等多様化してきております。
 翻って、山村地域の現状を見ますと、これまでの各地域における地域活性化に向けた取り組みにもかかわらず、依然として人口の減少・高齢化が進行しております。
 このような山村の果たす役割、山村の現状等からみて、山村振興法の延長とその内容の充実が不可欠であり、当連盟においては昨年来、機会をとらえ国会、政府など関係方面に要請してまいりました。
 このような中で、自民党の山村振興委員会においては新に就任した若林正俊委員長、松岡利勝委員長代理、吉野正芳事務局長を中心に、昨年秋から山村振興法の延長に向けた取り組みが行われており、当連盟からの要望も聴取いただきました。
 今後、山村振興を図っていくためには、山村地域の果たす役割に対する国民の認識を高め、国民の幅広い理解と協力をいただくこと、山村地域を守り育てるため定住の促進を図っていくこと、国土の約5割を占める山村地域を振興するための予算・財源を確保していくこと等いくつかの大きな課題があります。
 これらの課題を解決するためには、山村振興法の延長とその内容の充実、山村振興施策の充実強化を図る必要があります。その実現に向けて、会員の総力を結集して最大限の努力をしてまいりたいと存じます。
 年頭に当たり、所懐の一端を申し述べるとともに、全国の山村地域のご発展と会員の皆様方の一層のご健勝を心からお祈り申し上げ私の新年のご挨拶とします。

   
   
《次へ》