山村振興全国連絡協議会(都道府県の山村振興担当課長で組織)の平成17年度ブロック会議がこのほど4ブロックにおいて開催された。


関東ブロック会議

 関東ブロック会議は、11月7日(月)〜8日(火)の両日、茨城県北茨城市の「マウントあかね」において開催された。
 会議には関東各都県から12名が参加し、最初に茨城県農林水産部農村環境課 大和田幹夫課長から開催県の挨拶があり、ついで、農林水産省農村政策課 三浦学山村振興係長、全国山村振興連盟 木村弘信参事からの来賓挨拶、関東農政局農村振興課 渡邊貴実仁山村振興係長、豊島光一係員の紹介が行われた後、協議等が進められた。
 会議の概要は、次のとおりとなっている。

1.

山村を取り巻く情勢について
農村政策課三浦係長から「平成18年度山村振興関連各省庁予算概算要求額」の説明 と山村振興法改正に伴う主要改正点等の説明が行われた。

2.

「平成18年度予算概算要求概要」について
関東農政局管内の要求概要等について農村振興課渡邊係長から説明が行われた。

3.

情報交換
各県の中山間地域振興対策の取組事例について、優良事例を中心に意見交換が行われた。

4.

次回は、東京都で開催することが決まった。

5.

翌日は現地研修が行われ、北茨城市農村水産課松下長一課長から、北茨城市の概要、どぶろく特区等について現地において説明を受けた。


近畿ブロック会議

 近畿ブロック会議は、11月14日(月)〜15日(火)の両日、滋賀県西浅井町の農山漁村体験交流施設「ランタの館」において開催された。
 会議には、近畿各県から9名が参加し、最初に滋賀県農林水産部農林振興課 松村真三課長から開催県の挨拶があり、ついで、農林水産省農村政策課 石田良行課長補佐、整備部地域整備課 松下洋山村振興事業係長、全国山村振興連盟 木村弘信参事からの来賓挨拶、近畿農政局農村振興課 岩水直喜課長補佐、三國洋治山村振興事業係長の紹介が行われた後、協議等が進められた。
 会議の概要は、次のとおりとなっている。
1. 中央情勢について
農村政策課石田課長補佐から「平成18年度山村振興関連各省庁予算概算要求額」の説明と山村振興法改正に伴う主要改正点等の説明が行われた。
2. 全国山村振興連盟の活動状況報告について
全国山村振興連盟木村参事から活動状況等について報告が行われた。
3. 会計検査の関係について
地域整備課松下係長から会計検査結果等の説明が行われた。
4. 各県提出議題について
(1)山村振興に関連する優良事例等について
・・各県の優良事例を中心に討議が行われた。
(2)懸案事項の検討について
・・山村カードの簡素化、山村振興計画作成の指導方法、交付金化に伴う
・・対応等について討議がなされた。
5. 次回は、奈良県において開催することとなった。
6. 翌日は現地調査が行われ、「奥びわ湖 水の駅」において太田久衛取締役から、「伊吹そば」において山田敏美社長からそれぞれ施設運営等について説明を受けた。


九州ブロック会議
 九州ブロック会議は、10月20日(木)〜21日(金)の両日、鹿児島県薩摩川内市の「グリーンランド市比野ふれあい館」において開催された。
 会議には、九州各県から13名が参加し、最初に鹿児島県農政部農政課 宮内悟構造改善監から開催県の挨拶があった。ついで、農林水産省農村政策課 宇木俊晴係長、全国山村振興連盟 木村弘信参事からの来賓挨拶、九州農政局農村振興課 笹倉善高課長補佐、荒木逸郎山村振興係長の紹介が行われた後、協議等が進められた。
 会議の概要は、次のとおりとなっている。
1. 平成18年度山村振興関連各省庁予算概算要求について
農村政策課宇木係長から「平成18年度山村振興関連各省庁予算概算要求額」の説明 と山村振興法改正に伴う主要改正点等の説明が行われた。
2. 全国山村振興連盟の事業について
全国山村振興連盟木村参事から活動状況等について報告が行われた。
3. 中山間地域等直接支払制度について
各県の担当部署の現状と今後の担当部署のあり方等について意見交換が行われた。
4. 各県提出議題について
@山村振興法の所管部署について(福岡県)、A山村振興計画の作成予定状況について(大分県・熊本県)、B中山間地域等直接支払制度の推進について(鹿児島県)、に関し討議が行われた。
5. 平成18年度の幹事県を宮崎県に決定した。
6. 翌日は、薩摩川内市東郷町「ファーム・イン稼木」において、オーナーの稼木きわ子さんから施設改修、交流方法等の説明を受けた。その中で、農業体験型民宿を始めた動機は、欧州旅行での農家民泊経験であり宿泊先の農家に深い感銘を受け、農家のあり方に希望が持てたこと、その想いをオープンまで数年間暖めて開業したこと等の説明もなされた。
ついで、さつま町農産加工センター及び宮之城町ちくりん館において、施設概要等について説明を受けた。


東海・北陸ブロック会議
 東海・北陸ブロック会議は、10月20日(木)〜21日(金)の両日、岐阜県飛騨市役所会議室において開催された。
 会議には、各県から10名が参加し、最初に岐阜県県民部 河合正明地域政策室長から開催県の挨拶、農林水産省農村政策課 石田良行課長補佐から来賓挨拶、飛騨市井上久則助役から歓迎挨拶があった。ついで、東海農政局農村振興課 小野寺昭夫課長補佐、仲谷華子山村振興係長、北陸農政局農村振興課 廣谷耕作課長補佐、松井信行山村振興係長、全国山村振興連盟連盟 米田博正事務局長が紹介された。
 会議の概要は、次のとおりとなっている。(3及び4は21日)
1. 中央情勢報告
農村政策課石田課長補佐から 「平成18年度山村振興関連各省庁予算概算要求額」の 説明と山村振興法改正に伴う主要改正点等の説明が行われた。
全国山村振興連盟米田事務局長から活動状況について報告が行われた。
2. 事例報告「都市・山村交流の促進にむけた各県の取り組みについて」
各県から提出された資料に基づき、取り組み状況が報告され、質疑応答がなされた。
3. 飛騨市におけるまちづくり
船坂勝美飛騨市長から平成16年2月1日に4町村が合併して新設された飛騨市にお いて、旧町村の資源をいかに組合せて一体化、総合力を発揮させるか、飛騨文化の追求、 住民参加のやさしい行政の仕組みをいかに構築するか、平和時の危機管理をいかに行う か、働く場の確保のため企業誘致をいかに行うか等を重点課題としてまちづくりに取り 組んでいることについて講演が行われた。
4. 事例研究
飛騨市の担当者から次の事項について取り組みの経過、現状、課題等について説明が行われた。
(1) 奥飛騨山之村牧場(旧神岡町山之村地区)
この地域は高冷地で、米作の限界、林業の衰退で多くの若者が村を離れていたことから、一次産業だけではなく、生産から加工販売を一体化させた整備に平成10年から取り組んでいる。
(2) 田舎暮らし斡旋事業支援事業
飛騨市田舎暮らし斡旋支援公社において、田舎暮らしを希望する者で将来的に飛騨市に永住する希望がある者に対し、最高1年間空家を活用した田舎暮らしモデル住宅を斡旋・仲介している。

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