【山本公一 自由民主党山村振興委員会委員長挨拶】
 自由民主党山村振興委員会委員長としております衆議院議員の山本公一でございます。
 本日は、全国山村振興連盟の「平成20年度通常総会」が、かくも盛大に開催されるにあたり、自由民主党を代表して一言ご挨拶申し上げます。
 まずは、ここに一堂に会し、全国各地において山村地域を守っていただいている全国約7百の振興山村市町村の首長さんをはじめ、ご参集の皆様方の日頃よりのご尽力に対し心より敬意を表し、御礼申し上げる次第であります。
 さて、国土保全や水源かん養など、山村の果たしている重要性は改めて申すまでもございませんが、一方で、過疎化、高齢化の進行などにより、集落の消滅も懸念されるなど、多くの山村が大変な状況におかれています。
 我々自民党としては、これまで山村の産業基盤、生活環境整備等に力を入れてきたとともに、近年、山村を悩ます鳥獣被害に対しても、前山村振興委員長の二田孝治先生を始めとした諸先生方が汗を流し、議員立法として今年2月に「鳥獣被害防止特別措置法」が施行されるなど、皆様の声を実現すべく、着実に成果に結びつけてきたところでございます。
 しかしながら、山村と他地域における格差は未だ解消せず、国土の中核を担う山村に対する支援は、まだまだ必要な状況でございます。さらには、途上国の人口増加や経済発展といった情勢変化により、国際的な資源の奪い合いが深刻になろうとしている中、また、国際的な約束でもある京都議定書で課せられた温室効果ガスの削減目標を達成するためにも、山村が有する森林や農用地の重要性はますます増してきております。このため、間伐を中心とした森林の整備には、補正予算の発動も含めて全力を尽くしてまいります。
 それら山村に対する国民の期待に応え、山村がこれからもその役割を果たしていくためにも、山村が抱える課題であります産業振興や雇用の確保、医療、通信体制の充実といった分野を中心に、これまで以上に山村振興施策の推進を図る必要があると強く認識しているところございます。
 このために、政府、与党においては、景気の低迷や金融不安の中で、これら課題に速やかに、かつ着実に対処すべく、1兆8千億円規模の一次補正予算を組み、さらには二次補正に向けた取組を進めているところでございます。
 また、本日の総会においては、平成21年度の山村振興関連予算、税制等に対する要望が議題と聞いておりますが、それらの確保においては、これからの時期が大事なところでございます。皆様の意を受けて、予算の確保等、要望の実現が図られるよう、我々はこれからも全力で取り組んでいく考えでございます。
 皆様方におかれましても、全国の山村地域の活性化を目指して、一致団結し益々ご活躍されることを心より祈念するものであります。
 最後に、本日ご参集の皆様方のご健勝と全国山村振興連盟の益々のご発展を祈念いたしまして私の挨拶とします。
 私も石田副大臣と同様、四国の山の中に居を持つ者でございます。山村の抱えている諸課題については身をもって体験をしていますので、皆様方と一緒になって汗を流してまいりたと存じます。