【全国町村会長挨拶(五軒家憲次副会長(徳島県海陽町長)】
 山本会長が出席できませんので、副会長の五軒家が一言挨拶を申し上げさせていただきますが、用意しました挨拶はここにおきまして、我流で挨拶をさせていただきます。
 最近、世界遺産がテレビで放映されています。一週間前には屋久島も放映されました。白神山地もあります。そうした中で、日本は古来から奥地を治める者が平たん部を治める。まず奥地を治めなければならない。これが格言というかそのようになってきた。しかし、今の現状、そうではないような、平地ばかりが偉らそうにしているのではないかとう感じがしてなりません。昨日、全国町村長大会が開催されました。2,500余りあった町村が今は999と激減している。これはアメとムチによる合併によってそうなった。パート2は何か、定住自立圏構想なのでしょうか。そして次は道州制のパート3、そういうシナリオが出来ているか否か、そういうことが十分に予測される中で、町村会としては現状における道州制は断固反対であるとの決議がされた。そうした中で、来られた先生方の祝辞では「地方の発展なくして国の発展はない」とはっきり言って下さいましたが、本意で言ってくれたのかと要クエスチョンと思っています。
 そうした中で、やはり山を治めなけらばならない。ある先生との対話の中で「田舎へ行ってきた。山を見てきた。サル、シカが可愛いかった。」と言われた。私は先生に「そうですか。木を見て森ですか、森を見て木ですか、どちらですか」と反問しました。やはり山の現場を知って欲しい。折角植栽して苗木を植えて、そして芽が出てくるとシカが食べる、それでいいのかと。是非とも山からスタートして欲しい。経済はサイクルするけれども、やはりスタートは山から、山の木からにしてもらいたい。そうすることによって、木の値段を上げることによって、林業が危険だとか汚いとか、限界集落とか、山林の境界が分からなくなるとかの問題が一挙に解決するのだ。そういうことで、先生方に抜本的な対策をお願いをしたいと思います。全国山村振興連盟の皆さんとともに町村会も頑張ります。命がけで生き残りをかけてこれからも進んで行きたいと思いますので、よろしく町村会もご指導の上、強い絆をもって山の再生を期したいと思います。よろしくお願い申しあげまして、ご挨拶とさせていただきます。